脳のなかの天使 2020年8月11日

私の見解を、インド美術のもっとも偉大な聖像である「踊るシヴァ神」、別名「ナタラージャ」の話で締めくくることにする。(中略)二〇世紀への変わりめの頃、年配のフランジ( 「外国人」あるいは「白人」を指すヒンドゥの言葉 )の紳士が、そのナタラージャ像を畏敬の念を抱いて凝視しているのが目撃された。(中略)彼は一種のトランス状態となり、踊りの体位をまねはじめた。まわりに人垣ができたが、紳士はそれに気づく様子もなく、ついには館長が見にやってきた。館長は気の毒な男の身柄を拘束させようとしたが、すんでのところで、そのヨーロッパ人が世界的に有名な彫刻家のオーギュスト・ロダンだということに気づいた。

※アマゾンや楽天、さらにはアフェリエイトというフィールドの話は感想戦後にご質問あればお話したいと思います。