スーラとシェレ 画家、サーカス、ポスター 2020年10月8日


シェレは植字工の息子としてパリの労働者階級のうち上層の出身であったが、社会的地位や名声の頂点に独学で登り詰めた「自力で立身出世した人物」という受け取り方をされていた。(中略)パリに流布する大衆向け版画の分野において、真の意味で芸術家肌であるのは、雨風で切れ端がぼろぼろになり、壁に並んでカサカサと音を立てるこれらのポスターを、名声など気にせずに制作する[シェレ]その人である。彼のポスターが壁に張り出されるようになったことは、まったく愉快な出来事だった。(中略)スーラはシェレのポスターを収集して、その「秘密」を学んでいた。

スーラやゴッホより年長のカッコイイ男がシェレ。スーラはシェレを研究し、最後には印象派の長老ピサロまでもスーラの弟子であるかのようにスーラから学んだわけです。しかしスーラは若くして亡くなります。