アンベードカルの生涯 (光文社新書)

一九四七年四月二九日、制憲議会は、「いかなる形における不可触民制も廃止し、不可触民への差別は罪とみなす」という宣言を行った。世界各国の新聞はこぞってこれを賞賛(略)全世界の新聞は、このことをガンジーの勝利と誉め称え、アンベードカルの名を挙げるものはひとつとしてなかった(略)あたかもガンジー一人が不可触民解放者であるかの如き歴史のねつ造を行ったのである。